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Showing posts from 2020

20-12 季節の匂い

季節の変わり目の夜はいいにおいがすることが多い。 大学に入学するまで、周りの人もみんな季節の変わり目ににおいを感じていると思っていた。 しかし、ある時ネットで一部の人しか感じ取れる人がいないことに気づいた。 今のところ身の回りには1人しか確認できていない。 雨の匂いは強烈だからほとんどの人がわかるが、季節のにおいはわからない人が多いようだ。 雨のにおいは、土にいる微生物が舞い上がることで起きる。 比較的感じやすい「夜のにおい」は、太陽が沈んで大気の対流が落ち着いて何かが地表付近に溜まることで生じるらしい。 朝のツーンと乾燥したにおいの正体もそれと同じものだろう。 また、おそらく花の匂いだと思うが、春は昼でも「春のにおい」を感じる。 春から夏の間のにおいは、青臭い葉っぱのようなじめじめした感じ。 夏から秋にかけては、野焼きのにおいが混ざった郷愁じみた香り。 冬に近づくと、トイレに入ったとき、冷えた空気とともにツーンとした芳香が鼻を刺す。 季節の香りを楽しめるのは日本と気候が似ている国や地域だけだと思う。 東南アジアは常夏だし、極地は年中真冬、エクアドルの高山地帯においては常春だ。 バランスよく四季を感じられ、しみじみと趣を大切にする文化は日本独自のもの。 こう考えると海外に移住するという選択肢は一生浮かばないかもしれない.. 季節のにおい|A. Tomita

20-11 思考メモVo.3[公私をしっかりとわけた住宅街の計画]

高級マンションだけでなく一般的な集合住宅や戸建て住宅が集まる場所にも住民たちが集える公共のスペースがあれば、より地域内で協力できるようになり、精神的な苦痛に悩む人が減ったり、高齢者の知恵を若者に受け継ぐ機会ができると思う。海外のコンドミニアムでは複数の棟がつながっていて中央に屋上庭園やプール、公園があったりする。(特に自分の居住地域は高齢化が進んで新たな世帯が少ないためその必要性を強く感じるのかもしれないが...) 自分の近所では、自治体を脱退する人が増えてきていて少し不安を感じる。特別な行事等があるわけではないが、数年に1度大雪が降ったときは近所の人たちが協力して雪かきをする。それが「同じ地域に住んでいるんだな」という感覚を思い出させてくれる。 思考メモVo.3[公私をしっかりとわけた住宅街の計画]|A. Tomita

20-10 マレーシア留学がようやく始まった

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3月末のMCO発動直後に帰国した3週間の大学視察旅行から半年が過ぎました。 4月あたりで大学側から、BachelorではなくDiplomaに入るよう指示されたときは何とも言えない憤りを覚えましたが、半年のクールダウン期間があったおかげか、むしろ英会話が幼児並みの自分には適性なレベルで留学できそうだと前向きに考え直すことができました。 いくら高みを目指して英語圏の名門大学に入学しても、途中でドロップアウトしたら全く意味がありませんから、、自分のレベルにあった留学・最大限の投資ということで割りきろうと思います。 そもそも自分の家系で留学した人間は皆無であるのに加えて、両親は昼間部の四大を卒業していません、、、 これ以上学歴に関する話題はやめましょう。受験失敗組の悪い癖です。 -------------------------------------------------------------------------------------- さて、昨日はマレーシアの大学での初めての授業+オンライン講義でしたが無事に通話できました。 先生の環境があまり芳しくなく、フードコートで講義しているのかというくらい騒音が入っていて半分くらい聞き取れなかったり、講義中の電話やミュートにしながら喋るハプニングもありましたが、これらはまだ許せる範疇。これからどんな常識ブローカーが現れるのか現地での授業が楽しみです。 10月入学のDiplomaの1学期目はShort semester。11月下旬にすぐ期末考査が待ち受けています。日本の学校の3学期のような感じだと思います。そのため授業数は少なく、自分の場合は"English Communication"と"Technical Mathematics"、"Building Construction and Science"の3つのみです。ただし授業時間は長く、 1コマなんと3時間 ! 中学時代に某最難関私大受験塾でスパルタ講座を受けていた自分は慣れていますが、ちょっと長いかな~。オンラインだと先生とのキョリが近いのもあって結構疲れる。 プレゼンになったとき自分のクソ雑魚Englishが皆に筒抜けになるというのが少し不安ですが、直接会わなくて済むこの機会に何度も恥をかいてスピーキン

20-09 ノートをとる意味と一点集約ノート理論

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今週は、宅浪時に研究したノートづくりの基礎をまとめます。これは学校の板書だけでなく、趣味や仕事にも応用できるものとなっております。ぜひ、ご一読くださいまし。ฅ^-ω-^ฅ 1、ノートをとる意味 まず、なぜ皆さんは学生(特に小中学生)のとき、ノートをとるように言われたのかを思い出してみてください。 多くの方はノートを板書のメモ書きとして使用し、テスト前になったら見返すように指導されたと思われますが、それだけではもったいないです。 ノートは板書のメモだけでなく、その当時何を考えていたのかを書き留める 「思考メモ」として使うこともできます 。 どういうことかと申しますと、やるべきことが見つかったときや仕事の効率的なやり方に気づいたとき、そのまま頭の中にしまっておかず、ノートに書き留めておくのです。 またあるときは、半年先の目標を大きく書き出し、ノート上でブレインストーミングすることもできます。 なくしてしまうリスクを考えると、たくさんの裏紙に別々に書き出してファイリングするよりも、1冊のノートにまとめて付箋で管理するほうがスマートです。 また、有名なエビングハウスの忘却曲線の考え方によると、人間は復習を何回も繰り返さないと記憶に定着しないことがわかります。 つまり、講義中に何も考えずに必死こいて内容をメモし、テスト前にちょこっと見るだけではノートを十分に活かしきれていないということです。 復習に最も比重をかけるべきなのに、ノートにとりあえず板書を丸写しするのは、教科書の写経をしているのと変わりありません。 授業がどう進行していったのか、先生が何をしゃべったのかを注意深く聞き、教科書に載っていない重要なことや試験で問われやすい箇所を書き留めることが学校の授業で使うノートの本当の役割です。 (下図の記録係ゾーンを脱し、できる人ゾーンを目指しましょう。) (「頭の良さはノートで決まる-著:齋藤孝-」p.89より引用) 2、一点集約ノート理論 *理論と名付けましたが、大したことではありません。ゴロが良かったからです。 効率的なノートづくりにかかせない注意点は「 何冊も同時並行で使用しない 」ということです。 テスト前のノート提出が義務付けられている学生さんは除いて、基本的にはノートを科目ごとに分けず、できれば1冊、多くても3冊程度に集約しましょう。 なぜなら、ノートの冊数が多いと

20-08 思考メモVol.2[建築設計か不動産か]

  建築学科で1年間勉強して考え始めたことがある。 それはこれから先建築設計一本で生計を立てていくかどうかだ。 建築を学び始める前までは祖父が事務所を立ち上げて地方で成功したことから、設計で家計を支えることはそこまで難しいことではないと甘く見ていた。 しかし、一流建築家の設計事務所の裏側をテレビや本で垣間見てから、設計をやり始めたらそれしかできなくなってしまうのではないかという不安が芽生えた。 コンペに参加するとしたとき、何十時間と設計に力を注いでも審査員が「却下」と言えばその案はパー、水の泡、白紙撤回...もちろん参加した過程で得られた経験は一生モノだけれど、金が得られなかったら趣味の範疇で設計してる人と変わらない... これから自分に、確固たる設計への情熱が芽生えなかったら本道からはそれたほうが夢の実現に近づくかもしれない。 もちろん設計だけで十分食べていけて充実した人生を送れる人はいるけれど多くはない。 ひもじい思いをしながらも、建築を愛しているがゆえに苦しい生活を迫られている人も多いと思う。 ただ、それは自分の望むことなのか、、本当に何十年も設計事務所で毎日休みなく図面とにらめっこして夢が叶うのか、目標は達成できるのか。 建築設計に魂を売るか、建築以外は全く興味がないオタクになれない限りは設計で裕福な暮らしをするのは困難なのではないか、、、 ★ そこで今うっすらと浮かんできているアイデアが不動産。 金融・投資・ビジネスの視点から建築にアタックするという考えだ。 ただしこれも瀬戸内に邸宅を構えるという夢を叶えるための経済的成功に結びつくかどうかはわからない。 わからないけれども、ただ呆然と大多数の人がぼんやりと目指しているメジャーな目標に便乗するよりかは圧倒的に自分の夢が叶う確率が高くなりそう... 少なくとも、不動産を通して金融と投資の知見を広げておくのは損ではないはず。 むしろ建築に精通している不動産投資家は少ないから、建築から不動産にアタックするするのはいい案かもしれない、、 「まだ薄っぺらくて安易な考えかもしれないけれど、今のところは自分が設計した物件で賃貸を営み、瀬戸内に自邸を設計するための貯蓄、設計スキルの向上を目指そうと考えている。」

20-06 他人と比較すべきではないという話

どーも、おはこんばんにちようございます。イヤホンジャックがあるスマホに機種変したのにEarpodsが使えなくなってテンションガタ落ちのTommyです。 今週は、 「他人と比較すること」 についてお話をします。 まず、他人との比較において重要だと思うのは、 他人も 自分と同様人間であるため、 常に変わり続ける という点です。対照実験の考え方を応用すると、比較対象として最適なのはデータが不変である過去の情報[自分]だと思います。 言い換えれば、「人間である 他人は変数である (常にレベルが変動する)のに対し、 過去の自分は定数である (レベルが不変)」ということです。 「過去の自分と比較する」 という考え方をすれば、変えることのできない過去の自分と、無尽蔵に変革できる現在の自分とを比較することになるため、どのくらい成長したかが明確になります。 過去に作った作品やポートフォリオがあれば一目で成長を感じ取れて便利だと思います。そのためにも日々の記録が大事だと思い、noteを始めた所存でございます。 しかし、中には誰かと競走した方がモチベが保ちやすく成長できるという方もいらっしゃいます。それに対する批判はしません。蓼食う虫も好き好き?ということからも、人それぞれの最適解は異なるため75億人の人類全てに当てはまる解は存在しないからです。 ただし、誰かに追いつくことのみを目標としてしまうと、自分のためにやってきたという実績が得られないために達成後の活路が見出しにくくなり、到達点のアッパーが決まってしまうというのは事実だと思います。 個人的には、 他人と比較することは嫉妬や憎しみ、羨望といった負の産物を生み出し てしまい、ポジティブ思考をモットーとする自分の信念とは相容れません。 長期的な目線で見ると、 "誰かに追いつけるように” と一時的に努力するよりも、 "自分が目標とするレベルに向かってコツコツ努力する" という考えのほうが、最終的に到達できる場所は高いのではないかと考えます。 追伸 内容がいまいちパッとしない表面上の文章になってしまいました。    いつかこの話題について再び議論させていただきます。 それでは、ばいちゃ 他人と比較すべきではないという話|A. Tomita

20-06 思考メモVol.1[建築保護]

今回から始める「思考メモシリーズ」では、あまり考えがまとまっていない知識・思考の断片を今後のインスピレーションのために殴り書きする。 初回は建築保護について、、、 ・文化財やランドマークは、歴史上の「作品」として同じ姿・用途のまま保護されるのが良い。 ・時代の流行に乗って生き残るためには、形や用途の変化が求められる。 ・住居として使われていた日本家屋を古民家カフェとして再利用したり、使われなくなった教会を図書館に改装するのは良い例。 ・リノベーションは歴史を未来につないでいくための転換点となり得る。 ・それまでの歴史を一新して0から建築を作り直すのは、よほどの欠陥住宅か、公共建築やインフラ整備のための立ち退きでない限り即決するのはリスクが高いと思う。特に新品にこだわる必要がないのなら、先人の思いを尊重して再利用する方が文化や伝統を守るという意味でもプラスに働くと思う。 ・一般的な建築に象徴的な付加価値を求めた結果、時代の変化に適応できずに廃れて解体されてしまう建築も多いかもしれない。 ・ランドマークは歴史の一点として存在/保護されているが、その他大多数の建築は更地で会った期間も含め、歴史を今もなおずっと作り続けている生命体とも言えるかもしれない。 思考メモVol.1[建築保護]|A. Tomita

20-06 メリットデメリットの数は一対一だけど、その大きさは人によるという話

どーも、幼い頃レンコンとごぼうの違いがわからず、お弁当の歌の意味を誤解していたTommyです。 今回は、「メリットデメリットの数は常に?一対一存在するが、その大きさ(比重)は人それぞれ違うよ」ということについて述べていこうと思います。 自分は、物事を決めかねているときや大きな決断をするとき、そのメリット・デメリットを書き出して判断しているのですが、その際、メリットとデメリットの数がほぼ同じのときがよくあります。 そこで、もしかしたら 何においても損得の数は一対一で存在していて、その大きさ(重要度)だけが違うのではないか と思い始めました。 具体的には、「こっちをやった方がメリットが多いョ」とか「あれはデメリットしかないからやらない方がいいゼ」などの忠告は無意味なのではないかということです。 メリットデメリットは誰にとっても同じ数だけ存在するが、その人の価値観によって、「このメリットはとんでもない可能性を秘めている」だったり「このデメリットは自分のリスク許容度の域を超えている」など、、 自分にとって損得の比重がどちらに傾いているのかを熟考することが、より良い判断を生み出し、結果として成功する確率を上げることにつながるのではないかと思います。 また、この考えが根底にあると『 もし嫌なことが起きても、その裏には同じ数だけ良いことが隠されている 』といった前向きな発想が生まれることになり、うつ病の発症リスクも低減できるんじゃないかなぁ~と思います。 それでは、ばいちゃ メリットデメリットの数は一対一だけど、その大きさは人によるという話|A. Tomita

20-06① どうやったら幸せになれるのか

最近考えるようになったことに 「幸せとは何なのか」 があります。 「どうやったら幸せになれるのか」 という誰もが一度は考える疑問について現時点での自分の答えは、 「いま自分が幸せであること気づくこと」 つまり、 どんなに苦しい状況に立たされても自分は幸せ者であると思えるかどうか です。 かく言う自分も「幸せになりたい!」と思っていた時期がありましたが、金や権力、名声があっても不幸な人は不幸だということに気づき、 欲を満たすことだけが幸せになる方法ではない と思い始めました。 貧しい時代にも幸せな人はいたはずです。 戦時中の家庭でも笑顔でご飯をほお張る写真を見たことがあります。 なぜだと思いますか? それは、いい意味で 「あたりまえの基準が低いから」 です。 ご飯を1日一杯食べられるだけでも幸せ。 と思えると、いくら現状が厳しくても前を向くことができます。 現代人は情報過多により、昔よりも いま幸せである ことに気づきにくくなっているように思えます。 私は五体満足でかつ、感覚器官にも不自由なく生まれてこれました。 極論かもしれませんが、これだけで私は幸せです。 それでは、 ばいちゃ(*ノ>ᴗ<) どうやったら幸せになれるのか|A. Tomita

20-05③ マレーシア3週間語学留学を終えて[持ち物編]

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どーも、消しゴムはもっぱら"まとまるくん派"のTommyです。 今回は3週間の滞在に持っていったものをまとめようと思います。 〜必需品〜 ・パスポート ・文房具 ・洗面用具 ・充電器 ・衣類(帰国時の季節を考慮して上着を適宜用意) ・財布/クレカ(VISAタッチが使えると便利で安全) ・スマホ(iPhoneは対応バンドが多いので優秀)    別サイトに飛びます→ 世界各国の対応周波数をチェックできるサイト             → 日本の全キャリアの4G周波数帯まとめ ・プラグ変換器(マレーシアはBF型)    別サイトに飛びます→ プラグ・コンセントの種類と国別の違い 〜あると便利な物〜 ・モバイルバッテリー(+ケーブル) ・ポケットwifi ・ショルダーバッグ ・タブレット/ノートpc 〜忘れた物〜 ・ 爪切り (2週間以上渡航する方は忘れずに...) Androidを使っている自分は現地のSimカードが適応するか不安だったため、日本でGlobal WiFiのポケットwifiをレンタルしました。 またクレジットカードは、ローカルなお店だとJCBを取り扱っていない所があるため VISA,Masterは必携。特にタッチ決済がついているカードならスキミングの心配がなくて安全です。 それでは~~ ばいちゃ(ノω<。)ノ))☆.。 マレーシア3週間語学留学を終えて[持ち物編]|A. Tomita

20-05② 睡眠時間は90分おきがいいよという話

どーも、朝が弱すぎて毎日のように学校まで走って登校していたTommyです。 今回は睡眠についてお話しようと思います。 睡眠において自分が最も重要視しているのは「睡眠時間」です。 宅浪していた時に、おちこぼれから脱却しようと生活習慣を見直し始めたのがそのきっかけでした。 それまでは学校があったため起床時間は毎日固定でしたが、就寝時間はバラバラでした。そのため、7時睡眠の日もあれば、6時間半睡眠の日もありました。今思えば、そりゃ起きれなくて当然だと思います。なぜなら深い睡眠の最中に強引にたたき起こされていたからです。 人間の睡眠は約90分おきに浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を繰り返していて、睡眠が浅くなった時が快適に起きられるタイミングです。 人によって適切な睡眠時間は異なりますが、自分には6 or 7.5時間睡眠のほうが合っていました。 しかし、これは睡眠時間に限ったことではないですが、人間は自然の一部ですから、機械のように「絶対にこうすればよい。全員にこれがあてはまる。」ことはまずありません。 たった15分床に就くだけで元気100倍アン○ンマンなかたもいらっしゃいますし、8時間以上寝ないとIQがばぶちゃん並みになるかたもいらっしゃると思います。 よって、まずは90分おきに睡眠時間を調整してみて、ダメなら100分おきにする等、最終的には自分で自分の最適解を見出すことが重要だと思います。 睡眠時間は90分おきがいいよという話|A. Tomita