Posts

24-02② "WE CAN'T LEARN A LOT FROM ANYONE'S EXPERIENCE"

#2 Omotesando Street

Image
◆BROJECT BRIEF LOCATION:  , the Meiji Shrine entrance to Aoyama-dōri, Shibuya and Minato Ward, Tokyo YEAR: 1919 AREA:  length 1km (163 zelkova trees), Road Width 36.4m PPROGRAMME:  tree-lined avenue DESINGER:   CHARACTERISTICS: 1) seasonal changes every season gives us the different feeling to the street. 2) contrast although the street has a lot of trees as a 'natural' element and densely arranged buildings as an 'artificial' element, they are nicely harmonized each other. It seems the line of trees make themselves artificial.   

#1 Mr. Moriyama House

Image
◆ BROJECT BRIEF LOCATION: Ota-Ward, Tokyo YEAR: 2005 PROGRAMME: residence, hostel  AREA: 290sqm DESINGER: Mr. Ryue Nishizawa CHARACTERISTICS: 1) 10 volumes changing its programme formaly, the client was planning to make a 3 -storey building, which allows him to use the 2nd floor, however, the requirement to make them hisown domicile in the future, the architect has separated the volumes into ten, and made them studio units each so that he can gradually convert them from residences to private houses. 2) large openings the largest openings have been installed to avoid buildings being closed because of its structure, steel plates boxes. 3) interior-ed exterior space the aisle between the buidings is put on the same value as interior space of buildings. the architect intentionally let the aisle be exposed to put the same value as interior space in the buildings. residents accept some inconvenience, while get social interaction with neighbours.

23-06① "Job and Hobby"

Image
目次 1. 経緯 2. 仕事と趣味 3. 仕事に対する姿勢 4. まとめ 1.経緯 近頃、仕事について深く考えるようになった。 建築家の本を読んでいるときに度々目にした"建築は仕事であり趣味である"といった言葉に憧れを持ち、将来は自分もそうなるんだと自己暗示のようなものをかけていた5か月前と、インターンを終えた今では考え方が随分と変わった。というより、本来の自分のスタンスを思い出したといったほうが正しい。 その職場の環境は、入った当初の私には少し特殊に感じられた。いつ何時も「建築」のことを考えていて、休みの日でも仕事のための仕込み作業をしたり、仕事のLINEに対応したりと「やりたいこともやるべきことも建築」であった──ただ単に建築に'興味がある'という熱量ではなく、目の前の作品づくりのためなら設備投資は後回しといった内容だ──。 また、仕事とプライベートの境界が曖昧で、事務所支給のPCがなかったり、服装も普段着で公私の明確な線引きが存在せず、心のスイッチの切り替えも困難だ。 まさに自分の身を削って夢を追い続けているという印象であった。 それに対し、現在バイトで通っている建築事務所はその対極に存在するといっても過言ではない。 そもそも業務内容も前者の'奇抜な発想で世の中へ逆風を吹かせよう'という姿勢とは真逆で、文化的価値のあるものを大切にして後世に継承するといったものである。 もちろん逆とは言っても常に仕事以外のことに注意が向いている訳ではない。 休憩中に社員同士で近況報告などをすることで適度に集中が途切れて緊張が緩む瞬間がなく生まれ、仕事との間に一定の距離感が保たれるのだ。 昼休憩の時間が指定されていたり、ほぼ定時で終業するメリハリの良さが、会社と自分が切り離されている感覚を築いているのかもしれない。 あくまで上記の比較は人によって異なる適不適の問題であるため、良いか悪いかの問題ではない。 2.仕事と趣味 まずは言葉の定義から考えてみる。 精選版 日本国語大辞典には、 仕事 :①すること、しなくてはならないこと②生計を立てていくための職 趣味 :①物事の持っている面白み②物事の味わいやおもしろみを感じ取る能力③職業や専門としてでなく、楽しみとして愛好するもの とある。 端的に言えば、「仕事= for LIFE 」、

Sketch #1 ~ Merdeka Square ~

Image
tool: 0.05 mm drafting pen, alcohol-based marker paper: B6-sized drawing paper, 126.5g/m2  Roughly drawn with a 0.05 mm drafting pen, and just painted the main parts. Still has no confidence in colouring. View from Royal Selangor Club to  Sultan Abdul Samad building

23-01 人格の疎密を平坦にして、生きた“ヒト”になりたいという話

間があきすぎて文章力がなまってきたので口語(音声入力)で言語化してみる. 最近思うようになったのは、 『ひとりの大人として、ひとりの人間としての基盤をつくりたい。』 ということ。 幼稚園からずっと狭いコミュニティの中に身を置いて、それが普通だと思っていたけれど、留学したり、インターンシップで実際の職場を目の当たりにしたとき、自分に最も足りない・今現状足りていない能力は建築とか芸術という具体的な知識や経験などではないことに気付いた。 このリアルの社会を生きていくために必要不可欠な、具体的に言えば、目の前の人と正しく情報交換をしたり、お互いの気持ちをよくしようと振る舞ったりなどという対人関係から、自分一人で生活するために必要な家事だったり、健康を維持するための運動だったり、仕事で疲れたときに自分でそれを解消すべく、趣味に勤しんだり・・・超大局的な話ではあるけれど、そういう生命として、また一人の人間としてこの世に生きているという、もっとも根源的な何かが欠けている。 目次 二重人格? ヒト > アジア人 > 日本人 > 性格 時間と経験のずれ 中身の重要性 おまけ:2つの人格を繋ぐ 二重人格? もともと小学生になってすぐに、クラスの後ろの席に座っている人から嫌がらせのようなことを受けて、そのときくらいから家での自分と学校での自分が分かれていった。 家では可愛い子供としての自分。外では他人の目線や存在を常に意識していた。特に学校ではいじめられないように声を低くしてみたり、なるべく弱いところを見せないように家で見せるような自分の素顔は隠していた。 当時は“おとなしい”と言われることが良いことだとして、何を言われてもポーカーフェイスで口を開かないことが美徳であると考えていたかもしれない。 高校に入って周りに過去の自分を知る人がいなくなると、その主張の弱さ、言い換えればその強靭な環境適応能力が、一つであった元来の自分から抜け殻のように乖離し、生きているだけで温もりのない「対社会モード」として確立されていった。 *** ヒト > アジア人 > 日本人 > 性格 日本にいると考え方のスケールがとても小さくなり、いきなり性格や考え方の観点から人をグルーピングしたくなってしまう。マレーシアにいた時には少し違った感覚を覚えた。 そもそもマレーシアにいる人たちは人種から違う。最も最初の集合とし

22-11 建築家?

Image
  建築家による哲学や設計アプローチが定型化して取り上げられ、流派のようなものを形成しているように思う。 これが芸術家でもある建築家の側面であろう。 若手設計者たちは、巨匠やスター建築家たちの考え方に賛同し、設計手法を真似てみる。 目前の問題に対して試行錯誤していった結果、回を重ねていくうちに似たような傾向が見出されて1つの哲学に昇華するのは理解できる。 しかしながら、強大な原理原則を無理に適用して、体裁を整えるのはデザイナー・設計者として良きことなのか。 勉強段階において多様な考え方を知ることは悪くないが、工夫せずにそれを汎用な公式として用い、他者の馬にまたがるようなことをするのはなんとなく気持ち悪い。 建築家ではなく、多種多様な設計業界の1つとして建築設計を考え、捉え、道を模索していくのが自分にはあっているのだろうか… 建築家?|A. Tomita

22-09 四季の重要性を知った7ヶ月

Image
  対面授業を再開すると伝えられて急遽出国することになった1月下旬 まだ鋭い風が顔に刺さるモノクロの時期 機内から出た瞬間に感じる湿った現代アートのような色調の空気 そこで自分の中の変化は止まった。 何日経っても淀みのない透明な夏 快晴の日に入道雲が見えたら夕立が起きる。 その繰り返し。 気づいた頃には8月だった。 気づくか気づかないかくらいの声量でチリチリとしゃべるセミ。 いつまでも横になっている細いのネコ。 公私関係なくいつでもニコニコな人たち。 いくら待っても秋は来ない。 金木犀の匂いはもちろんない。 メリハリがなくて頭が回らなくなってきた。 時が止まっているのではないか… 変わらないことは安堵だけでなく、不安をも連れてくることを初めて感じた。 四季の重要性を知った7ヶ月|A. Tomita

22-03 Semester 5 Week 11「絶望的な中間講評と初の海外散髪とそれから」

Image
  つぶやき 前回の記事は隔離中だったような気がします。目の前の課題に集中しすぎて、気づいたら3月中旬になっていました。 特にマレーシアは季節の変化がないためか、かなり時間の経過が早く感じますね。 日本ではもうそろそろタンポポちゃんたちのお顔が見えてくる頃でしょうか。 マレーシアは雨季なのか連日大雨と雷です。といったそばから、たった今すぐ近くに雷が落ちました。 だいたい4時以降に雨が降り出すので午後から活動しだすと涼しい代わりに折り畳み傘は必須ですね。 自分の部屋は高層階にあるためか風通しが良好でエアコンなしでも寝れる日があるほどです。日本の熱帯夜は熱帯以上に熱帯だと思います。 目次 中間講評 ついに近所にオープンしたハイパーマーケット 海外初の散髪 中間講評 ロングセメスターのWeek 11 には必ずInternal Review (中間講評)という設計科目のプレゼンがあります。 今学期はSOHO(Small Office/ Home Office: 仕事場兼住居)の設計が課題で、クライアントの仕事内容の調査から始まりました。 (日本では「お施主様」と言った方がよろしいのでしょうか。建築を学び始めた頃は謙遜しすぎな印象を受けましたが、よく考えると「お客様」とあまり響きは変わりませんよね。) 先生から提示されたクライアントは少し特殊で、 様々な業種が集まった中規模のNGO でした。 私のグループは  "Cut X dignity" というヘアサロン を選択し、実際に現地に赴いて取材をすることで、好みの色や必要な空間、住居部分への要件を調べました。 その後は、敷地調査 Site Analysis に移り、測量はもちろんのこと、風向きや視線、植生などをグループごとに分担し、徹底的に分析しました。 今学期の設計科目はその2つにかなりの時間を費やしたため、各々が設計できた期間はたったの3週間。 その間も他の科目が同時進行でのしかかってくるため、クオリティは中学生並みの浅さです。 今考えてみると、日本の大学のほうが親切なカリキュラムだったのかもしれません。 座学科目はほぼ講義で、設計が終わり、かつ長期休暇後に配点が100%近いテストがあるという構成。 私の通う大学は、どういうわけか、建築学科だけかもしれませんが、考査は一度もなく、課題が100%です。 講義

22-03 朝食

Image
朝からお肉を焼いてみました。前まではふにゃふにゃの食パンにチーズとケチャップ、フルグラだけだったのですが、コンロが使えるようになったのでようやく朝から料理と呼べるものをいただけます。行く行くは野菜や果物を切って味噌汁なんかも作ったりして夜ご飯も自炊にしたいところです。 #1 朝からお肉を焼いてみました。前まではふにゃふにゃの食パンにチーズとケチャップ、フルグラだけだったのですが、コンロが使えるようになったのでようやく朝から料理と呼べるものをいただけます。行く行くは野菜|A. Tomita

22-02 真冬の花火大会

春節は日本の正月と違って長いですね。この前の日曜にイオンに行ったら、吹き抜けに中国の宮殿のようなセットが置かれていて、人種問わず楽しんでいました。 1月末からほぼ毎日夜中に打ち上げ花火をするものですから、そろそろ飽きてきたり、騒音が気になり始めていましたが、今日の花火は一味違いました。 カーテンを開けると色々なところで大玉の花火が絶え間なく打ち上がっているではありませんか。 長岡の花火やテレビで見る中国本土の激しい花火ほどではありませんが、逆に、深夜の静かな住宅街からポツポツと花開く様子は神秘的でした。 コインランドリーで待っている間に少しテラスハウスを観察していたら、見慣れない銀色の箱みたいなものが屋根についていたので、もしかしたらそれが花火の発射台なのかもしれません。また今度確認してみますね。 それでは ばいちゃ(ㆁωㆁ) 真冬の花火大会|A. Tomita

21-11 Semester 4 Week 6「真似事から本物のスキルへ」

Image
  夢で母から、「良いと思ったデザイン・意匠は自分で再現できるまで絵を描け」といったようなことを言われた。半ば御告げである。 確かにこれまで幾多もの優れた建築や芸術的な作品をテレビで見たりネットで検索してきたが、何一つ完璧に絵や模型で再現できるものはない。ぼんやりと形が頭の中で浮かぶのみで、かみ砕いて自分のものとするレベルに達していない。 今までやってきたことはただの真似事か見学のようなものだったといえる。Feedlyでデザインのサイトを読んだりYouTubeで海外の建築動画をみたりしてインプットはしているが、明らかに反復練習が足りておらず、確かな知識・技能として残っていない。 その結果、大まかな形態・空間は思い出せても、それがどういう意図で作られたのかというデザインの根幹がつかみ取れず、味の残ったガムをそのまま吐き出しているような状態だ。 これでは趣味程度の技能しか得られない。自分が目指すのは「設計だけで飯が食える」という専門的なレベルなのに...。 *** 目の前のデザインにもう一歩近づいてよく観察してみる。 「あんな感じだっけ」と曖昧な記憶で済まさずに、技術や知恵を盗み取って(参考にして)自分で再現できるように自分なりに噛み砕く。 具体的にはどうすべきか。 建築ならDezeenやYoutubeのみならず海外のブログにまで目を通して、1つの作品ごとに徹底的にケーススタディをする。 徹底的とは言ったものの続かなくては意味がないため、無尽蔵に足を伸ばさずにある程度項目を決める。 例えば、昨セメスターのデザイン科目から引用すると 1. Site Analysis (敷地) 2. Aesthetic (美) 3. Anthropometry (寸法) 4. Functionality (機能) 5. Design development (設計のプロセス) 6. Practicability (実用性) など。 週一でもいいからノートに気に入ったデザインを書き留めて文字通り研究(スタディ)してみるのが一番吸収しやすい学習法かもしれない。 Semester 4 Week 6「真似事から本物のスキルへ」|A. Tomita