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Showing posts from July, 2021

21-07 Semester 3 Week 10「建築地理学という分野があったら学んでみたいという話」

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サムネは2019年に行った福島の五色沼 地理を意識し始めたのは高2のとき。 その頃は既に落ちこぼれになっていて、ほぼ全ての科目で学年下位10%だったけれど、なぜか実力考査で100数人中5位を取ったことがきっかけだ。 定期考査では真ん中より少し下くらいだったのでかなり驚いた。もしかしたら地理的だったり統計的な考え方が、人より少し得意なのかもしれないと。 おそらく小さい頃から、母とヨーロッパ〇〇紀行とか鉄道の旅、NHKの自然特集などをテレビで見ていたので、ある種の刷り込みがされていたのだろう。マレーシアにいてもブラタモリは毎週見てしまう。 こう考えると、視界を狭めすぎないように、また広い視点から建築を考えられるようにするために、あえて花形の意匠設計から逸れた道を歩いて見てもいいかもしれない。 今まで受験思考で効率ばかり考えていたが、むしろ遠回りしてでも色々な分野の断片を持っている人のほうが、さまざまな方向から物事を考えられるようになって、それはそれで面白いと思う。 「好きより得意を仕事にしろ」という言葉に倣うとするなら、少しでも地理的な要素を建築に結びつけてみたい。 しかし、検索しても建築地理と名のつく本は一冊しかヒットしなかったし、英語でもあまりはっきりしたものは見つからない。 もしかしたらランドスケープが現状でそれにもっとも近い分野なのかもしれない。 シーランチコンドミニアムにはランドスケープアーキテクトも関わったらしく、断面図を見ると、地形が活かされていて面白い。 ただ、ランドスケープは造園や水理学等に近いため、「建築と地理」というより「緑と土地と公共スペース」という関係性なのが引っかかる。もう少し抽象性がほしい。 大学の図書館は相変わらずしまったままなので、日本に帰ったらAmazonでランドスケープの本を注文したいと思う。 Semester 3 Week 10「建築地理学という分野があったら学んでみたいという話」|A. Tomita

21-07 Semester 3 Week 9「マレーシア英語についてのちょっとした気づき」

  マレーシアの人たちは日本人のようにどこかの英語圏の発音を真似しているわけではなく、マレーシア英語として話しています。 その特徴が顕著に現れているのは使っている単語と発音です。基本的には宗主国のイギリス英語がベースですが、時々マレーシア独自の個性が垣間見えます。 例えば、できるできないの "can" イギリスや北欧の方は「カ-ン」と発音するので、統治されていたマレーシアも同様だと思っていたのですが、実際はアメリカっぽい「キャン」と発音されます。 また、かなりと言うときもprettyはあまり使われず、veryが一般的です。 さらに、これはofficeなどで言語選択するときにわかるのですが、英語の項目は1つではなく、代表的な英語圏に限らず、インドや南アフリカ、マレーシア等の準公用語圏?のものも選択できます。 訛りにおいても、英語圏のイントネーションに近づくように矯正している人は少ない印象を受けます。 マレー系の人は、ローマ字読みに近いマレー語の音で発音しているため、比較的聞き取りやすいです。中華系の人はかなり訛っていて、ほぼ中国語です:D シングリッシュと似ています。インド系の人はこもっていて正直聞き取りづらいです。おそらく他の話者と比べて舌の位置がかなり特殊なのだと思います。 ただ、共通しているのは第二言語として話されているからか、それとも南国だからなのかはわかりませんが、ゆっくり話してくれるということです。 ローカルのお店でたむろしているおじさんたちがぺちゃくちゃ喋っていたり、寮の人の中華語を聞いている限りは、やはり公用語といえど、母国語と英語に多少の差はあるようです。 こう考えると、スピーキング力を高めることを第一目標にしている人にとっては、ノンネイティブスピーカーが多い国で英語を勉強するほうが、リスニングに労力を割く時間が短くなるので早くレベルアップできるかもしれませんね。 それでは ばいちゃ(๑˃ᴗ˂) Semester 3 Week 9「マレーシア英語についてのちょっとした気づき」|A. Tomita